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技術情報(アプリケーションシート)

工業製品などを中心に公開可能な情報をアプリケーションシートにまとめました.

樹脂製品中添加剤分析

樹脂製品の初動調査例:延長コード[No. A011]
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.市販の延長コードを構成パーツ毎に分解し,その含有成分などについて初動調査を行いました.
PS中のスチレンモノマー, オリゴマー分析[No. A010] 後日公開予定.お問合せ頂ければ個別に配布可能.
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.PSの合成やリサイクル処理過程で生じるスチレンモノマーやオリゴマー、その他の不純物もで迅速・簡便に定性・定量分析をすることができます.
臭素化難燃剤PBBs, PBDEsの定性・定量分析[No. A008]
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.樹脂中の臭素化難燃剤の定性・定量分析法です.本手法は欧州RoHS指令関連:IEC 62321-6/Ed. 1:2015において分析法(informative)として記載された方法に基づきます.
[製品分析] ポリオレフィンワックス [No. A004]
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.低分子量のポリオレフィンワックスは樹脂との相溶性,表面改質性,滑性,離型性などに優れるため,塗料・分散剤・成形用滑剤・繊維加工助剤などとして,広範な用途に使用される添加剤です.合成方法や構造の異なる7種類のポリエチレンワックス製品について,製品間の違いを明瞭に識別することができました.
PVC樹脂中フタル酸エステル類の定性・定量分析 [No. Q008]
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.PVC樹脂中のフタル酸エステル類の簡易定量法に関するものです.ここで使用しているDIP-IA/QMS装置は,2017年に発行されたIEC 62321-8で,樹脂中のフタル酸エステル類の分析法informative)として掲載されています.
樹脂含有成分のスクリーニング分析 [No. Q007]
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.市販の結束バンドを例として,樹脂製品中の添加剤成分を分子量情報から推定するスクリーニング分析を行いました.
可塑剤(混合物)の擬分子イオン検出と組成比推定 [No. Q006]
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.可塑剤であるリン酸クレジルジフェニルは類似体の混合物(構造異性体を含む)です.DIP-IA/QMS装置により,原料中の同族体化合物の分布状態を評価しました.
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樹脂材料分析 *

ポリマーアロイ樹脂組成分析:ポリプロピレン複合材 [No. A006]
[TG-DTA]-[PI/QMS]装置を用いた樹脂複合材の評価例.ポリマーアロイの構成樹脂を指標として,改重回帰分析法によりポリマーアロイの樹脂組成分析を行いました.対象サンプルはブロックポリプロピレンの構成樹脂を混合した模擬試料です.
ポリマーアロイ樹脂組成分析:耐衝撃性ポリスチレン [No. A005]
[TG-DTA]-[PI/QMS]装置を用いた樹脂複合材の評価例.ポリマーアロイの構成樹脂を指標として,改重回帰分析法によりポリマーアロイの樹脂組成分析を行いました.対象サンプルは市販の耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)です.
[製品分析] ストーンペーパー (樹脂複合材料) [No. A002]
[TG-DTA]-[PI/QMS]装置を用いた樹脂複合材の評価例.ポリエチレンと炭酸カルシウムの複合材料であるストーンペーパーの製品分析を行いました.ストーンペーパーはパルプや水を一切使用しない代替紙として,名刺や包装材などに利用され始めているエコ材料の一つです.
[製品分析] 漆塗膜の産地判別 [No. A001]
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.食器や高級家具,楽器などの塗料に用いられる漆は漆樹の種類により主要な漆モノマーが異なります.日本産,中国産,ミャンマー産,ベトナム産の漆樹から採取した4種類の漆塗膜について,それらの熱分解ガスからの判別分析を行いました.
エチレン-酢酸ビニル共重合体の測定 [No. T002]
[TG-DTA]-[IA/TOFMS]装置でのアプリケーション例の一つです.エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)は酢酸ビニルの含有率が3〜40 %程度の範囲にあり,用途に応じて様々な組成比のものが使用されています.EVAの熱分解発生ガスから共重合体の組成比評価を行いました.
TG-DTA/IA-TOFMSによる樹脂試料測定 [No. T001]
[TG-DTA]-[IA/TOFMS]装置でのアプリケーション例の一つです.イオン付着イオン化(IA)法により分子イオン毎の評価ができるため,熱可塑性樹脂の熱分解ガス挙動をリアルタイム計測することができます.
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油脂分析 **

[製品分析] 油製品の初動調査例:ポリオールエステル [No. A012] 後日公開予定.お問合せ頂ければ個別に配布可能.
DIP-IA/TOFMS装置でのアプリケーション例の一つです.分解能4000程度の精密質量分析結果から、4種類のポリオールエステル製品の構成脂肪酸組成と多価アルコールの推定を行いました.
[製品分析] スナック菓子/植物油ほか [No. A009]
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.市販のスナック菓子中の油脂成分(トリアシルグリセロール)を誘導体化処理無しに,昇温加熱した際の発生ガス成分を計測しました.簡易的に油脂の脂肪酸組成や,油脂量を評価することができます.
[製品分析] コーヒーフレッシュ/植物油ほか [No. A003]
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.コーヒーフレッシュはコーヒーなどに加えるポーション入りのクリームであり,その成分は植物油であることが知られています。街中のファストフード店などで提供されるコーヒーフレッシュの油組成を評価しました.植物油の組成は製品により大きく異なり,大きく3つのパターンに分類できました.
IA-Labによる植物油脂中の微量成分分析 [No. Q005]
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.油脂中に含まれる微量のグリシドール脂肪酸エステル類の定量分析を行いました.
[ケモメトリクス] 混合植物油脂の混合比推定 [No. Q004C]
DIP-IA/QMS装置用の解析手法の一つです.解析手法に改重回帰分析法を用いるパターンマッチングに感度補正操作を加えることで,複数の油脂を混合したサンプルの混合比率の評価を行いました.
[ケモメトリクス] 混合植物油脂の油種推定 [No. Q003C]
DIP-IA/QMS装置用の解析手法の一つです.解析手法に改重回帰分析法を用いるパターンマッチング後に残差解析を行うことで,混合油脂サンプル中に埋没するマイナーピークの抽出を試みた例です.
[ケモメトリクス] 植物油脂の異同識別 [No. Q002C]
DIP-IA/QMS装置用の解析手法の一つです.主成分分析とクラスター分析を用いて,市販植物油脂の判別分析を行いました.
IA-Labによる植物油脂分析 [No. Q001]
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.市販植物油脂を例に,植物油脂中のトリアシルグリセロール,セサミンなどのポリフェノール類,スクワラン・植物ステロール類などの成分評価を行った例です.
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その他 ***

[製品分析] 乳化剤・分散剤製品の初動調査例:ポリグリセリン脂肪酸エステル [No. A013] 後日公開予定.お問合せ頂ければ個別に配布可能.
DIP-IA/QMS装置でのアプリケーション例の一つです.上市されている乳化剤・分散剤として,3種類のポリグリセリン脂肪酸エステルについて,その含有成分の推定を行いました.
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技術情報(論文など) #

当ラボに関係するものを中心に公開されている論文情報を記載しています.

イオン付着イオン化法 #1

イオン付着質量分析法の開発と応用 (Development of ion attachment mass spectrometry and its applications)
Yoshiro SHIOKAWA, Megumi NAKAMURA, Harumi MARUYAMA, Yoshiki HIRANO, Yasuyuki, TANEDA, Masako INOUE, Toshihiro FUJII, BUNSEKI KAGAKU, vol. 53 (6), 475-489, 2004.
イオン付着イオン化のメカニズムや計測特性などについて詳細に述べられている.
ダイレクトインレットプローブ/イオン付着イオン化質量分析法を用いるコーヒー豆のアラビカ種及びロブスタ種の識別と配合比率の推定(Discrimination and Blend Ratio Estimation between Arabica and Robusta Coffee Species Using Direct Inlet Probe / Ion Attachment Ionization Mass Spectrometry)
Ryohei OKUMURA, Noriko KUMATA, Takahisa TSUGOSHI, Yuji MISHIMA, Hideki KOIZUMI, BUNSEKI KAGAKU, vol. 63 (10), 825-830, 2014.
DIP-IA/QMS装置を使用している.多変量解析等を用いてアラビカ種とロブスタ種を判別するマーカー分子の探索と,それによる種別判定および配合比率の推定について述べられている.
スキマーインターフェースで接続した[TG/DTA]/[イオン付着イオン化-TOFMS]による高分子材料からの熱分解発生ガスのモニタリングと特性評価(Monitoring and Characterization of Pyrolisis Gas from Various Polymers Using Skimmer Interface-Connected [TG/DTA]/[Ion Attachment Ionization-TOFMS])
Yuji MISHIMA, Hiromi YOSHIDA, Kenji HINO, Satomi ONUKI, Takahisa TSUGOSHI, Naoaki SAITO, Yuko NISHIMOTO, BUNSEKI KAGAKU, vol. 60 (3), 261-267, 2011.
飛行時間型質量分析可能な試作装置の開発報告と,そのアプリケーションとして高分子材料の熱分解発生気体分析について述べられている.
ソフトイオン化質量分析法と多変量解析法を用いる植物油脂の定性分析(Qualitative Discrimination of Vegetable Oils Using Soft-Ionization Mass Spectrometry and Multivariate Analysis)
Yuji MISHIMA, Harumi MARUYAMA, Kenji HINO, Takahisa TSUGOSHI, Naoaki SAITO, Yuko NISHIMOTO, Toshiyuki MITSUI, BUNSEKI KAGAKU, vol. 60 (5), 409-418, 2011.
DIP-IA/QMS装置を使用している.植物油脂の分子イオン情報中心のマススペクトルの解析手段として,多変量解析を適用することで,様々な植物油脂の判別,その混合状態の推定について述べられている.
イオン付着イオン化質量分析法によるポリブロモジフェニルエーテル類の迅速分析(Rapid Analysis of Polybrominated Diphenyl Ethers by Ion Attachment Mass Spectrometry)
Yuka SATO, Mitsuhiro OKI, Asato KONDO, Miyuki TAKENAKA, Hideki SATAKE, Analytical Methods, 2, 701-706, 2010.
DIP-IA/QMS装置を使用している.樹脂中のポリブロモジフェニルエーテル類(臭素化難燃剤)の迅速分析法について述べられている.
ニトロラジカルによる気相中塩素ラジカルのトラッピング(Trapping chlorine radicals via substituting nitro radicals in the gas phase)
Akira SETO, Yuki OSHI, Hiroaki GOTOH, Kazuhisa SAKAKIBARA, Shota Hatazawa, Kanekazu SEKI, Naoaki SAITO, Yuji MISHIMA, Analytical Methods, 8, 25-28, 2016.
気相中の塩素ラジカルを直接測定することは困難であるため,ラジカル補足剤にトラップさせた塩素化合物としての計測が検討されている.この中で塩素化合物の生成確認の手段としてDIP-IA/QMS装置を使用されている.
発生気体分析/質量分析法の高度化
Takahisa TSUGOSHI, BUNSEKI KAGAKU, vol. 67 (3), 135-143, 2018.
スキマーインターフェース接続型の発生気体分析/質量分析装置として,イオン化法にイオン付着イオン化法を採用した試作装置とそのアプリケーションについて述べられている.
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光イオン化法 #2

スキマー型示差熱天秤-光イオン化質量分析法-TG-DTA-PIMS
Tadashi ARII, RIGAKU JOURNAL, vol. 41 (2), 20-25, 2010.
光イオン化のメカニズムや,リガク製品であるThermoMass Photoの計測特性などについて述べられている
スキマーインターフェース接続型TG-DTA/PI-QMSによるスチレン系ランダム/ブロックコポリマーの判別
Yuji MISHIMA, Takahisa TSUGOSHI, BUNSEKI KAGAKU, vol. 67 (3), 163-167, 2018.
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